DT スイス ラチェットシステム テクノロジー
高精度のスターラチェットを特徴とするDTスイス特許のフリーホイールシステムは、最高性能と信頼性を保証します。工具不要というという発想で、非常に簡単で迅速なメンテナンスを可能にしました。
1. 圧入エンドキャップ・・・・迅速な交換やサービスのために手で取外し可能。+/- 0.0XX mm圧入公差。
2. ベアリング・・・・・・・・ハイエンドカートリッジ通しベアリング。片面シールによる低摩擦。軸受あたり2080Nの負荷容量。
3. 筋状リング・・・・・・・・内側のラチェットを取り、トルクをハブシェルに伝達する。450Nm トルクでテストした。
4. 軽量アロイ軸・・・・・・・ハブが被る動的負荷に最適化されている。ホイールの13の標準寿命でテストした。
5. ラチェットバネ・・・・・・ラチェットを相互に押して、ホイールの13の標準寿命でテストした。
6. ラチェット・・・・・・・・最小の重量でトルクを伝達するのに最適なシステム。交換可能なオプションとして、18T/20°係合、36T/10°係合、54T/6.6°係合
7. 合金ローターの本体・・・・軽量で陽極酸化。高精度、低摩擦回転シールのために接触領域の超滑らかな表面仕上げ。+/- 0.0XXmmシール精度。
係合角度は、ライダーの力がホイールに伝達される前に、ハブが自由に回転する度合いです。確度が小さいほど、脚力が地面に到達する速度が速くなる為、一般的に迎角が小さくなります。フリーホイールシステムの信頼性は部分的に角度にもより、最小限の角度には限界があることを知っておくことは重要です。ラチェットシステムハブが正にユニークなのは、2つのラチェットの全ての歯が毎回同時に作動することです。これに比べて、爪付きハブは、同時に2つの爪のみを係合します。更に、爪ハブの場合、接触面はかなり小さく、ラチェットシステムの場合は前面全体が係合し、点荷重が非常に小さくなります。その結果、ラチェットシステムハブの伝説的な信頼性と、スターラチェットが相互に回転する際の独特のサウンドが得られます。
25%スプリング前負荷
ライダーがペダルを踏むと、スターラチェットがその前面全体を使って作動し、スレッドリングに力を伝達し、そこでハブ/ホイールへ動力が伝わります。2つの円錐形のスプリングがわずかに先に負荷をかけています。
50%スプリング前負荷
ライダーがペダルを踏んでいないと、スターラチェットの歯が相互に回転し、円錐形のスプリングの張力が増加します。
100%スプリング前負荷
ライダーはペダルを踏まず、スターラチェットの歯は先端から先端まで、円錐形のスプリングが最大限に前負荷されています。一連の作動が新たに始まり、1キロメートル毎に何千回も繰り返されます。
以上、DTスイスのHPより引用しています。